縁側の床がベコベコで、直したいというご依頼です。また、縁側の突き当りに造り付けのタンスがあり、その部分も撤去して広くする工事です。
今回は、床に桧、壁に杉の県産材を使用する提案をし、しずおか木の家推進事業（※1）の補助金も活用しています。
施工前 ずっとピアノが置いてあったため、少しめり込んでいました。
施工中
施工後
壁の一部に雨戸の取り出し口を設けました。壁に馴染むように同材で製作しました。
※しずおか木の家推進事業・・・静岡県の住宅補助制度の一つで、県が指定する材料（杉・桧）を使うことで、最大３０万円（リフォームでは14万円）の補助が受けられる制度。
縁側をやるならと、洋室の床も張替えしました。
昔の床ベニヤ仕上げは根太に直貼りが一般的だったので、劣化しているお宅は多いと思います。
今回は、お施主さんの要望で、床の一部をくりぬいて掘り炬燵状にしました。
施工前
施工中
施工後
床下の点検もできるように、掘り炬燵内部に点検口も作りました。
掘り炬燵状の開口に合わせて、テーブルも製作しました。
古い家には、暖を取るために掘り炬燵がありましたが、今はほとんど作らないかと思います。
でも、椅子と同じように、脚を伸ばせるので、私は好きです。
使わない時はフタをして、フラットな状態にもできます。
興味がある方は、お問合せください。(^^)