2025.12 住宅リフォーム(W邸)

水廻りを考える

水廻りの更新がメインのリフォームです。

築約30年の住宅で、水廻りの老朽化や家族構成の変化もあり、リフォームをすることになりました。

住みながらの工事ということで、工区と工期を分けて、お施主さんの負担を軽減しながら工事を進めました。

 改修前K  改修前LD

1期工事は、キッチン廻りです。上の写真の左側がキッチン、右が収納スペースとなっていました。

窓側の明るい空間をキッチンとするため、今回、この位置を入れ替えてリフォームしました。

  改修後K

キッチンはクリナップのシステムキッチンでコンパクトにまとめましたが、造作の作業台や収納棚で収納力をカバーしています。

   造作収納

施主さんが、事前に使う収納小物などを検討して下さり、それらが納まるように作っています。少し手間はかかりますが、収納のイメージをしておくと具体的に形やデザインも決まってくるので、結果的に無駄は省けると思います。

 

  改修後収納

改修後の収納スペースは、ハンガーパイプを左手に、可動棚を右手壁面に設置し、用途に応じて収納するものを区別しています。

生活していると、どうしても増えてくるモノ。新築時には中々イメージできませんが、収納の悩みはリフォームで解決出来ます。収納スペースは本当に大事だと思います。

因みに、床は元キッチンのため、穴もあいており、やり替えました。今回は、厚さ1.5㎜の「ウスイータ」を使い、床下点検口の枠周りなどの段差も気にならない仕上がりになっています。

 

 

洗面を広く

2期工事は、浴室・洗面廻りです。

「何を優先するのか」がポイントですが、今回は「洗面を広く」「掃除しやすく」「シンプルに」を軸に計画しました。

  改修前 浴室、洗面

既存の間取りは1坪タイプのUBでしたが、0.75坪タイプにサイズダウンし、鏡やカウンターも省きシンプルにしました。

また、将来的な不安を減らすため、浴室乾燥機を設置し、入浴前後の温度差解消に対応。出入口は引戸タイプにして、バリアフリーにも配慮しています。

  改修後浴室

洗面はW1200のカウンタータイプでゆったりした空間になりました。鏡は木で囲い照明を仕込んで、やらわかい感じになりました。

  改修後洗面

天井は、栗の木建築のこだわりで、杉板貼りとしました。やっぱり木はいいですね~。

トイレはバリアフリー対応

本当は、広い空間にしたかったトイレですが、構造的な制約もあり、出入口の扉を広げ、内装をやりかえました。

  改修後トイレ

手摺は解体した無垢の枠材を加工して造りました。何か少しでもそういうものが作れるといいなといつも考えています。