この春から高校生になる息子さんのための、学習机を製作させて頂きました。
シンプルな机をご希望されており、またこの先ずっと使えるものをという施主さんの思いがありましたので、すっきりした形状の中にもしっかりした造りを心掛けデザインしました。永い時間に馴染んでいくように、天板や脚など、ほとんど栗の無垢材で仕上げています。
今回は、美容室kamikichiでお世話になった、手作り家具屋鈴龍さんにご協力して頂き、作業を進めました。
ここからは、製作の様子をご紹介します。
栗の板材を選んで、削って、接いで天板をつくり、脚はほぞ加工をして組んでいます。
拘ったのは脚の形で、下に行くにつれて少しずつ断面を小さくしています。これによりシャープな印象が生まれました。
手に触れる機会が多い家具なので、仕上は自然素材の蜜蠟ワックスを選びました。
定期的なメンテナンスは必要ですが、艶が出て木目が美しく輝いて見えます。やっぱり栗はいいですね!
最後に、栗の木建築のロゴを入れて完成です!
とても素敵に仕上がり、施主さんにも、息子さんにも喜んで頂けました。☺