住宅のリビングを部分的に改修して、収納+αの空間を造りました。
もともと畳のスペースとして使われていましたが、収納を増やしたいというご要望を頂き計画を検討しました。
天井が高いリビングという条件だったので、下が収納スペース、上がロフトスペースとして使えるように立体的な構造を考えました。
改修後 改修前
ポイントは、3つです。
①廻り階段と棚で上下に動きのある空間としたこと。
②栗の無垢材を使った手摺兼用の天板としたこと。
③県産材を活用したこと。
①階段と棚。
・棚板の高さは階段の踏み板と合わせています。
・収納の奥にも光が届くように、奥の棚はオープンにしています。
②栗の無垢板
・栗の木建築オリジナルの栗材利用!
・桧でも良かったと思いますが、施主さんの希望で栗を採用しました!色味が変わりポイントになっています。
③県産材を採用
・床、壁、天井の仕上げには、県産材の桧の縁甲板と羽目板を選びました。
・しずおか木の家推進事業という補助金制度で、県産材を利用することでリフォームでも最大14万円が補助されます!
今回は、部分的な改修でしたが、栗と桧の香りが心地よい空間となりました。
これからどんな風に使われていくのか、楽しみです。